ペット

うちのねこ

小学2年のある雨の日。

学校から帰って友人と近所で遊んだ帰りのこと、激しく降り続く雨音の中道路脇の草むらから微かに聞こえた猫の声。自転車を止めてよくよく見れば茂みの中に小さなダンボールがあり、中には数匹の手のひらに収まるほどの仔猫。

一度はそのまま帰ろうかと思ったものの止みそうも無い雨の中必死に泣き叫ぶ仔猫に負け、友人にも協力してもらい自宅へ連れ帰った。

濡れた体をタオルで拭き上げミルクを差し出すとものすごい勢いで飲み干していった。

数時間後母が帰宅してまもなく猫がみつかり案の定「返してきなさい」と一喝。

ここから涙ながらの説得・・・後。

一匹だけならと交渉成立も仔猫は数匹・・・残りの猫たちを泣く泣く雨をしのげる人通りのある公園に返すことに・・・・・。

そしてこの日から新しい家族が増えることとなりました。

見事選ばれたねこは「まるこ」と命名。

当時から鍵っ子だった僕の遊び相手として様々な時を過ごしてまいりました。

鍵を忘れて家に入れない時も郵便受けから覗くと玄関にちょこんと座って鳴いていました。

中2の引き篭もっていた時も、高3で学校サボってゲームしてた時も、いつも一緒に過ごしてきました。

社会人として働いていた時も、会社を辞めてニートだった時も、派遣で働くもだるくてサボって2ヶ月でクビになった時も、カレー屋でバイト始めたときも一緒に過ごしてきました。

近年はさすがにお年をめしてすっかり落ち着いたネコライフをあゆんでいた彼女ですが、さきほど22:40ころ約20年の生涯を終えました。

ほんの数時間前、バイトに出かけるまで僕の足の上でまったり寝てたのに・・・

いまはぐったりしたまま目を開けてくれません。鳴いてくれません。のどをならしてくれないんです。

ずっと一緒だったから、正直つらいです。当面立ち直れないことと思います。ご了承ください。

ゆっくり休んでください。いままでありがとう。008

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